赤いストラト。
思えばそこからギターを弾いていた
きっかけは中学校の頃
教室は人が少なかったから、あれは確か掃除時間のすぐ前 昼休みの終わりぐらいだったと思う。
それもなぜか教室の長いプラスチックの匂いがするカーテンの中に、友人は座っていて
ベランダの方から風が吹いて カーテンの中がふわっと広くなってて、僕も友人もその風の中にいた (↑なんか小説みたい↑↑)
とにかく、友人はカーテンの中の教室の窓のサッシに座っていた。体育ずわりより片足を少し伸ばしたりなんかしてちょっとカッコいい感じで「バンドやらないか」と誘われたことだった
僕は音楽を聴くのが好きだったし、二つ返事で引き受けた。
ところどころ記憶の曖昧さがあるが、こんな感じだったと思う。
しかし問題があった
ギターセット、アンプやらチューナー付きは、安くで大概2万少しだったけど当時2万とかは、お年玉三年〜四年分ぐらいだったから なかなか買えず、しばらくは、もう一人誘われた友達と三人でよく音楽の話なんかしてた気がする。
それから少しだけみんな高校受験の波があってなんだかんだで3人とも高校が決まり。僕は必死に両親を説得し、高校に入ってすぐギターを買ってもらった。それが一本目のギターだった。
赤いストラトだった。
初心者用とかのフェルナンデスのちっちゃなアンプもついて
2万くらいだった。買って喜んで帰って、速攻繋いで弾いたら思っていた
ロックな音じゃなくて とてもショックだった記憶がある。
エフェクターなんてものがあると知ったのは後になってからだったのだ。

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