年をとると頑固になるどっかで聞いたことある言葉である。
私は今27歳だが、最近自分が頑固だなと感じることもある。
頑固というのは、(父の言葉を借りる)年を重ねると自分はこれで乗り越えてきたというプライドが重なっていくから頑固になるということであった。
なるほど今思うとその通りかもしれない。
長く働いてる職場や長い付き合いになったり、ある程度家族や親しい間柄だとつい頑固になってしまうことがある。
もっと上手く立ち振る舞うこともできそうなのだが、それが難しいこともある。
ここで思い出したのは、前の職場(家電店で働いていた)の店長である。
頑固という感じではなかったが、決まりが厳しい方で本当によく怒られた。
大体は私が悪いのだが、機嫌が悪い時があるとたまに理不尽に怒られたりもした。
だからか一緒に働かせてもらっていたのはもう10年くらい前なのに未だに夢でお会いすることがある。
当時は、シフトで店長が休みだとどこか良かったーみたいなとこがあったが、
離れてみてたまに思い出すことがある。
ビデオデッキが壊れたという方の修理持ち込みがあった時、中にビデオで借りたDVDが残っているというお客さんがきた。どうしたらいいか迷っているとその店長が助けに来てくれた。
面倒なのに壊れてしまったらすみませんと詫びて隅っこからドライバーで解体して取り出してくれた。(そしてまた戻すのも)合わせて2時間くらいだっただろうか。
なかなかそんなことは絶対にやってくれない気がする。
また変なお客さん言いがかりをつけてくるような方だったりするとふっと助けに来てくれたりした。
何が言いたかったかというと、
人は言っていることが全てとは限らない。上手く言える人もいるし、なかなか口に出せない人もいるだろうし、本質を捉えるというのはかなり難しい。
頑固になることだってあるだろうし。
一度疑い出すといろんなことが嫌になってしまうこともある。
そんな時は、さっきのエピソードを思い出して一呼吸置いて物事を行ったり行動するようにするようにしたい。
これは最近頑固になってしまった自分への戒めのために書いているようなものだ。
(あの頃はよかったなとか決してではない。)
また人を振り返る時も、行動で見てあげれたり。
いい人間である必要はないから
行動で示せるような人であれたら素敵だと思う。
(↓たまに使う駅をよく見たら見つけた。)

面白いなあ。