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ぼくの欲しいもの

更新日:9月20日


 鹿児島に新幹線が開通した時のことを思い出してみよう。僕は12,13歳くらいだっただろうか

、新しい商業施設ができ新しい駅ができ新しい新幹線。町は輝いて見えた!


家族でどこにも行かないけど見学(入場)の券だけ買って中に入った!とにかく窓入って入り口しか分かんなかったけどかっこよかったのだけは覚えている。


そのままどこへだって行けそうな気がした。




 あれから自分を重ねる数字をいくつ数えただろうか?いつのまにか十分大人と言われるくらい歳を重ねた。


大人になってからはどこにでも行けるような気になることは少ない。お金さえ頑張って稼げばどこへだっていけるに。時間の制約があったりあの頃のような心は、どこにでもいけるという心は、もうほとんどなくってしまった。



 最近はどこかそんな気持ちではいけないような気がする。制約があるのは当たり前だし、大人になった良さはあの頃より小遣いが多いから、あの頃より本当はもっと遠くへ行けるはず


うんと遠くへ、世界の果てへだって



なぜあの頃よりどこへでもいけるはずなのに、そう思えなくなってきたのか、


きっと現実の町のように、心の中にも広さがあってきっとうんと遠くだってあるはず、その果ては現実世界では自分の中にあるものだから、一番近くても、そこへいくには現実世界のどこへいくよりも難しいそんな気がしている。


その心の中にある難しいところへ行ってみたい。


僕の欲しいもの、それを探し求め、昔欲しかったものはもうほとんど手に入れた。

だから物質的なもので欲しいものはもうほとんどない


機材などはこれあったらもっと音綺麗にとれるからとかたくさんあるが、それは欲しいものというより半分仕事だし今は必要なものになってる気がする



そう考えると欲しいものはもう物質的なものではない


どこに行くか、どんなものを食べるか、誰とこれから過ごしていくのか、どんな心持ちでいるのか


大人になった僕らはきっと、自分が思っているより、もっと遠くへ行けるはずなのだから



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