全国的に梅雨に入りましたね。
私は雨が好きなので特に好きな季節でもあります。
外の雨の音を聞きながら、音楽を聞きたいですね。
冒頭はアリス紗良オットさんの演奏。ショパン"雨だれ"
さて自粛生活の中で家族に怒られると思い秘密にしていましたが(笑)、最寄りの美術館でショパン展をやっていてどうしても行きたかったので行ってきました。
この展示会は、自画像、楽曲をイメージした絵画、直筆符などショパンに関する展示物を集めている展示会でした。
コロナの影響で展示会のスケジュールが始まってからも美術館は臨時休業をしており、
数ヶ月待っていたこともあり
制限を設けた上、営業再開展示会をやると知ってからかなり楽しみにしていました。
私がショパンを知ったのは映画"のだめカンタービレ"ででした。
シーンの中でのだめは巨匠マエストロ シュトレーゼマンと共演します。
少し熱を帯びてしまうかもしれませんが、私の好きなショパンの音楽を。
ショパン、フレデリックショパンは1810年3月1日(諸説あり)ポーランドに生まれました。ショパンと聴くとフランスを思い浮かべる方もいると思いますが、フランスへは21歳の時旅立ちました。ショパンが旅立った一ヶ月のちポーランドはロシアとの紛争を受け、ロシアへ占領されてしまいショパンは2度と祖国の土地を踏むことがありませんでした。その内情を受け描いた曲が有名なエチュード"革命のエチュード"とも言われています。
旅立つ前ショパンは祖国で演奏会を開きその時私の好きなピアノ協奏曲1番を初めて演奏されたと言われています。
いろんな方の演奏が好きですが、展示会の中で伝統的なショパンのコンテストが紹介されており、日本人ピアニストのその際の演奏を見つけたのでリンクを貼っておきます。
厳格なコンサートを伺える、息遣いまでも聞こえてくる緊張感を持った演奏です。
40分少し終わった後の彼女の笑顔や、指揮者の笑顔、聴衆の拍手は感動するものがあります。
ショパンはこの曲について、友人に宛てた手紙の中にこんな風に書き残していたようです。
"新作のコンチェルトのアダージョはホ長調だ。これはことさら効果を狙ってのものではなく、むしろロマンツェ風の、静かで、憂いがちな、それでいて懐かしいさまざまな思い出を呼び起こすようなある場所を、心を込めて、じっと見つめているようなイメージを与えようとしたものなのだ。美しい春の夜の、月光を浴びながら瞑想する、そのようなものでもある。 -ショパンの手紙より"
いつか生のオーケストラで聴いてみたいですね。
ショパンと言えば、ジョルジュ・サンドとの大恋愛や香水やファッションを愛したことホットチョコレートを好んだことや、人としてもかなり魅力的だったことも知られていますね。
皆さんも好きなショパンの曲を探してみてはいかがでしょうか!?
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